極太タイヤの注意点

ビーチを走行するのに特化したビーチクルーザーや悪路走行を前提としたBMXなどには太目のタイヤが装着されております。
最近は低重心で子供を同乗させる為の20〜22インチくらいの自転車にも走行安定感という観点から装着されるようになりました。
まずこのようなタイヤを装着している自転車をお持ちの方はタイヤの空気圧にご注意下さい。
タイヤが太いために中に入っているチューブの空気圧が低くなると、タイヤとチューブの間に空間が生まれ、
タイヤ内部でチューブが少しずつ横ズレを起してパンクやバルブ(空気口)の破損を起す事があります。
また路面接地部が摩耗していないのにも関わらず、側面が潰れてたわむ事でヒビ割れが生じてしまいます。
ヒビ割れが起きてしまうと空気圧を高めにするとバースト(タイヤの爆発)を起しやすく、パンク修理も不可となり即交換です。
全てのタイヤがそうではありませんが、太目なタイヤの殆どが国内メーカーが製造しておらず、
台湾・中国産で品質にとてもバラつきがあります。
品質の高い国産タイヤへの交換をお勧めする当店でも極太タイヤの類は海外輸入品に頼るしかない状況です。
もし太目のタイヤが装着している自転車をお持ちの方は空気圧は特にご注意頂き、少しでも長持ちさせてあげましょう。