カテゴリー別アーカイブ: こんな現象にお悩みでは?

海上がりのメンテナンス

海上がりなどで潮風や潮水がついた自転車は水洗いした方がいいですか?
とよく修理に伺った際に訊かれます。
答は「はい。」です。ただホースで水を掛けただけでは塩分はとれていないのが現実で、
水を掛けながらスポンジやブラシなどで表面についた塩分や砂も除去してあげてください。
肌についた潮風がベタベタするように自転車についた塩分も同じ事です。
出来ればその後に注油しておくと完璧ですね。
夏は日中になると大概、潮を含んだ南風が吹きます。
何もしないと、どうぞ錆びてくださいと言っているようなもの。毎回でなくてもいいので数回に一度でよいので水洗いと注油をしてあげてください。
格段に錆ずらくなりますよ!

パンクの8割は空気圧不足!?

パンク修理対応でみるパンクの原因は8割が空気圧不足。
次に多いのが異物が刺さってのパンク。そして虫ゴム不良での空気抜けです。
タイヤの空気ってどのくらいの頻度で管理すればいいの?って質問は非常に多いですが、普段より進みが悪いなって思ったら空気は入れた方かいいです。でも最近は電動アシスト自転車も多く走り出しをモーターがサポートしてしまう為に空気圧不足に気付かない事も多いです。毎日自転車を使用する方は一週間に一度は確認してみる。そんなに乗らない方でも一月に一回は空気圧の確認と充填をされた方がいいです。
空気の少ない状態での使用は内部のチューブを潰してしまいパンクの原因を作るだけでなく、タイヤの接触面の摩擦が過渡になりタイヤの劣化も進みます。
そう考えるとタイヤの空気圧を適正に保つ事でパンクの殆どが防止できると考えられます。
また劣化の進んだタイヤやチューブは適正な空気圧を保てないので、思い切って交換をお勧めします。
でも鋭い突起物があれば新品のタイヤでもパンクしてしまうので100%防ぐ事はできませんが、ほんの少しタイヤの空気圧に注意してみてください。きっとパンクの頻度は確実に減りますよ!!

本格的な冬を前に

ここ数年は秋をじっくり感じる事無く、いきなり冬になるような。
外気温もグッと下がり、自転車を走らせるスピードも早まるような感じがします。
そんな時チェーンが外れたり、タイヤの劣化が進み走りが悪かったりしたら辛いですよね。
チェーンは定期的に調整または交換が必要な部品です。
またタイヤの摩耗や劣化などはパンクの原因となり、走りも悪くなります。
サドル(自転車の椅子)も破れたままお乗りの方も非常に多い部品ですが、
雨降り後などサドルに座った瞬間に中から水分が出て不快な思いをされた方も多いのでは?
茅ヶ崎など地形が割とフラットな地域では自転車が大事な交通手段ですので、
調整が本格的に悪くなる前に修理、調整、交換などお勧め致します。
お見積りなども遠慮なくご相談くださいませ。

ご自宅で故障している自転車お持ちではないですか?

ご依頼を受けて出張修理に伺うと暫く故障して動かせませんでしたという方が非常に多いものです。
近所に自転車店があるお宅はよいのですが、無い地域は故障してしまうと放置されてしまう方が多いです。
パンクして放置してしまうとタイヤは劣化の一途をたどります。
するとひび割れが大きくなり、いざパンクを直そうとしてもタイヤがもたない為にタイヤ交換になるケースが。
自転車は放置する事により動作不良になる箇所は時間の経過とともに増えていきます。
パンクした自転車がある、ブレーキブが効かない自転車などいつか乗る予定がございましたら早めの修理をお勧めします。
修理代などのお問合せや、実際に伺って修理見積もりなども受け付けております。
また乗り換えによってご不要になった自転車で修理可能な自転車でしたら無料で引取りも致します。
ご連絡はお電話またはメールで!

錆やすい自転車は・・。

海近な場所は本当に自転車の錆は進行しやすいです。
私が茅ヶ崎に引っ越してきた時、本当にビックリしました。
特に海に入る方の自転車は海から帰って洗わないとダメです。
特に厄介なのが潮を含んだ砂の存在で、ペダル・泥除けの裏。チェーンの隙間など
自然と落ちる事なく張り付いて砂の周辺から徐々に錆は進行します。
海には滅多に行かない方も走行中の汚れなどに水分が含まれると、そこから錆は進行します。
面倒ではありますが、たまに簡単な水洗いで砂塵を落とし、
防錆潤滑剤などでブレーキ以外に塗布される事をおすすめします。
これだけで結構錆は抑えられますよ!
尚、修理ご依頼頂いた自転車は全て簡単な清掃と防錆剤塗布を致します。

ビーチクルーザーのチェーンは!

ビーチクルーザーのチェーンって伸びやすいと思いませんか?
原因はチェーン本体の質にも変わりますが、駆動機構が非常に関係しています。
ビーチクルーザーの半数以上が一本物のクランク(写真)を使用しているのですが、
ペダルを踏み込むとクランクが車体軸を中心に回ります。
しかしそのクランクの精度があまりに低く、真円に回転しない為にチェーンの引張りが場所により変わり、
加えて踏み込む力があるのでよりテンションの掛かる訳です。
例えば輪ゴムなどを引っ張ったり、緩めたりすると切れやすいのと同じです。
普通の自転車が車軸とクランクを分けた機構にしているのは、
なるべく真円を描けるようにしている為です。
巷でよ~く見ているとチェーンが外れそうなほど伸びたビーチクルーザーが多いですが、
まめなチェックと調整が必要です。
ビーチクルーザーやママチャリも含め、最近チェーンが外れやすい!と思ったら調整してあげましょう。
ちなみにチェーン調整は800円、チェーンの交換は2500円でやってます。

1本から始まるバランス

自転車の車輪って28本、36本構成など沢山あるのですが、スポークという骨組みで出来ております。
よく見ると軸を中心に両側から均等に引っ張り合って全体のバランスととっているんです。
たまにパンクしたまま走ってしまいましたという方の車輪を見るとスポーク折れてしまっているなんて事あります。
何本もあるから放置しておいても大丈夫と思っていると、結果的に次から次へと折れてしまうのは全体のバランスが崩れてしまうからです。
路面から伝わる衝撃はタイヤが緩衝材となり軽減されますが、知らず知らずの間に骨組みは緩みバランスを失っているのも自然の事です。
最近走っていると所々ブレーキに干渉するな~と思ったらバランスが崩れている証拠です。
走れるうちは気にしない方も多いと思いますが、体と同じで症状が軽い内が直し時です。
車輪が最近ブレるなと感じたら是非ご相談を!

ペダルを回転すると不快なのは・・。

ペダルを踏み込むとゴリゴリと音がする自転車にお乗りではないですか?
ペダル本体がダメなのか?回転軸にあるベアリング(ボトムブラケット)がダメなのか?は見ないとわかりませんが、
どちらにしてもスムースに回転出来ないので気持ち悪いです。
特に回転軸が緩んでしまった状態は多くの場合、自転車屋さんで新車の購入をすすめられてしまいます。
写真の部分がそこになるのですが、特にビーチクルーザーは緩みやすいです。
最終的には内部のベアリングがボロボロになって回転させる事も出来なくなる為、
長く大切にお乗りになりたいと思っている方は早めの修理をおすすめします。
ここがダメになったまま放置するとチェーンがギヤに掛からなくなる恐れがあるため、
チェーンが外れやすくなったりもします。
回転軸(ボトムブラケット)のベアリング交換及びメンテナンスの費用は概ね3,500円、
ペダル交換は種類にもよりますが2,500円程度で出来ます。
もしかしたら?と思われる自転車にお乗りの方がいらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。